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第6章 ![]() ![]() ・・・・・・
退学に関してはいろいろな考え方があるでしょう。 “方向転換”などという“教員に都合のよい言葉”もあります。 さて、今回の「少年の退学希望」はどのように考えればいいのでしょうか。 登場するのはしげお君です。 彼の家はSZ市の旧家で、 厳格な祖父母、 祖父母の言うなりの父、 父の言うなりの母、 中学生の妹。 しげお君は中学2年生から、地域では有名な非行少年でした。 彼は「A高校裏番・県西暴走族Tのリーダー」でした。 6月初旬のある朝、 しげお君が“何も言わないで、俺を退学にしてくれ!”と 担任に叫びます。 |
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| ・ 1.しげお君必死の叫び声 ![]() しかし、彼は退学しませんでした。 一体何が起こったのでしょう。 現在の学校教育に一番欠けていることを、 少年たちは見事に実践してくれたと思っています。 次は、しげお君の「卒業記念誌」の文です。
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●教員が出てこないのは・・・当然なことです
いかがでしょうか。彼の文中に教員が出てきません。 これが私の希望なのです。「自分のことは自分で解決する」、これが人間だと思います。しかし、彼が「友達の大切さを強調」していることに注目してほしいのです。純情な高校生の年代なら、自分が決心したことを簡単には撤回してくれません。しげお君とは何回も「1対1」で話をしましたし、手紙のやりとりも何度もし、家庭訪問で家族の人たちとも何度も話をしました。しかし、彼が「退学撤回」したのは、担任の力ではありません。両親とクラスメートの力だったと思います。 教員の仕事とは、自分を中心に考えるのではなく、「集団の輪」を作り、その集団の中で「個人」の存在のすばらしさを理解する補助、をする事だと思います。担任がいつまでも目立つようでは、クラスが「一人一人を大切にする集団」になっていないと思います。さらに「教員の輪」を求める具体的実践がなければ、教員1人が目立つ結果となります。 ■2.俺を退学にしてくれ! ●午前の部ーその1 しげお君と何を話したかは・・・ほとんど覚えていません。記憶にあるのは、次のことです。1.2.以外は、しげお君は全て私との「個人面談」で話してくれました。 ------------------ 1.ラーメン屋に就職する ⇒有名チェーン店で「店員募集中」の張り紙を見た。 2.給料をもらえるようになったら、アパートを借りて母・妹と暮らす。 3.レーサーになることは諦めた。 4.家ではジイさんが一人で威張っている。 母が何をしても怒鳴って叱る。 父はそれを黙って見ているだけだ。 5.中学2年生のとき、母を怒鳴りつけるジイさんに文句を言ったら、喉元に包丁を突きつけられた。 それを見て、母は泣いてジイさんに謝ったが、父は黙って見ているだけだった。 ⇒不良少年になるきっかけ 6.母は、朝早くから夜遅くまで働き通しで、怒鳴られ通し。 ------------------ しげお君の父親はすぐに学校へ来てくれました。 応接室に入るなり、父親はしげお君を怒鳴りつけました。 “退学するなんて、馬鹿なことを言ってるんじゃない” 父対子の“怒鳴りっこ”が始まりました。腕に自信のあるレフリーがついてますから、自由に言いたいことを言い合ってもらいました。やがて、、、二人とも泣き始めました。対戦時間は、よく覚えていませんが30分以上戦っていたと思います。 父は「家庭を守るため」に、いろいろなことを我慢していたそうです。母があれほどジイさんに怒鳴られても家を出ていかなかった・・・その理由を初めてしげお君は知ったのでした。父は母を愛していたのでした。子どものことも、とても心配していたのでした。こんなことは「当然」でしょう。でも、田舎だったらどうなるか、逆の意味で、日本は広いのです。 “怒鳴りっこ”が終わってから、二人の「話し合い」が始まりました。最初は二人とも涙まじりの話し合いでした。付録として、私も仲間に入れてもらいました・・・同じく涙混じりでしたけど。 ●午前の部ーその2 3年2組の子ども達は何かしたのでしょうか。 授業を受けたのでしょうか? しげる君が退学すると言ったことはクラス全員が知っています。 「やめないでくれ!」と心の中で祈るだけなら、昨年と全く同じです。「彼が自分で決めたことだから、他人がとやかく言う必要はない」、こんな一般論が3年2組で通用するのでしょうか?一人が欠けても、全く何の変化もないクラスが集団なのでしょうか。 朝のHRが終わると、応接室の前は3年2組の子供たちで一杯でした。応接室は・・・しっかり鍵がかかっています。教員も入れません・・・今日1日は、私が占拠することに決めてありました。 しげお君はクラスに行くことを拒否しました。 友達が廊下に集まって呼びかけても、返事をしません。女子の中には、泣きながら「しげお君、やめないで!」と叫んでいる子もいます。でも、応接室から返事はありません。1時間目の授業が始まりました。子ども達たちは・・・教室に戻りました。「しげおが会いたくないというのだから、あきらめて教室に戻れ」・・・私の命令でした。 教室に戻った子ども達はどうしたのでしょうか? 子ども達は朝のHRで私から怒鳴りつけられました。 てめら、格好よく友達だなんていいながら、薄情な奴だ。 しげおの友達は、俺だけみてえだな。 てめえら、 それでも人間かよ、 同級生かよ、 同じクラスなのかよ・・・! 私が頭に来た理由は、「起こってからでは遅すぎる」からです。 友達なら、相手が困っていることに気が付き、声を掛けて欲しいからです。相手が何を考えているかを理解しろ・・・ではありません。相手の感情に気が付かないのが頭に来たのです。何かが起こってから騒いだって仕方ないことが多いのです。子どもが自殺をしてから色々な事を言ったって、全く意味がありません。 一番悪いのはクラス担任の私です。 人間は言い訳の天才である、全くイヤになります。自分が任せられた子ども達なのに、まだ子ども達と大きな距離があったのでです。2か月と2週間も過ぎているのに、恥ずかしいことでした。 ●午後の部・・・ この日、しげお君は泣き通しでした。 朝は私と話して泣き、午前中は父に泣きながら今までの事を訴えて泣き、午後は友達の手紙を見て泣き、放課後は母に会って泣き・・・よく泣きました。 その日、しげお君は3年2組の同級生にはどうしても会おうとしませんでした。クラスの子供たちは全ての授業を、「手紙を書く時間」として確保したのです。休み時間ごとに、手紙は応接室に届きました。 この3年2組の子供たちの行動が、学校にどのような風を送り込んだのでしょうか。 “たった一人のために”クラス全員が一日中手紙を書きました。 41名の中には、しげお君を嫌いな人ももいたでしょう。しかし、全員がしげお君に手紙を書いたのです。教科担当教員も、子ども達の希望を全員受け入れてくれました。拒否したら、「クラス新聞に書かれる恐れがあった」からかもしれません。しかし、友達を真剣に考える子ども達を見て、嫌悪感を抱く教員はいないでしょう。他のクラスの子ども達はうらやましかったでしょう。一人のためにクラス全員が心配してくれ、1日中手紙を書いてくれるのですから。 ※<補足>---------- 登校拒否をしている子どもに→「学校へ来い方式の手紙」を書かせる教師がいる。 これは無意味どころか強制である。 登校拒否するのは→学校に自分の居場所がないから・学校に魅力がないからである。 --------------- クラス担任もうらやましかったと思います。 中間試験が終わり、職員会議で「各クラスの成績発表」がありました。ほかのクラスは「赤点の山」なのに、3年2組には赤点はほとんどなく、他のクラスでは「欠席・遅刻・早退の山」なのに、3年2組にはほとんどないのですから。 子ども達が、他人をしっかり考え、自分のできることをしているのだ・・・教員の輪を広げる大きな力になったと思っています。これが、「一人ではできない」→「輪を広げよう」の実践だと思います。もちろん、中心になるのは「学校の主体である子供たち」です。教員一人の力は、本人が思っているほど偉大なものではありません。 夜は、両親が祖父母に今日のことを話しました・・・司会は、私でした。母、しげお君に干渉をしないでくれ、それができないなら家を出る・・・祖父母は泣きながら謝罪してくれました。祖父母にすれば、子供たちが「大きな顔」ができるように、旧家としての“格式”を守りたかったのでした。 しかし、私は恥ずかしかった。しげお君、両親とは話をしたつもりだったのに、結局形だけだったんですから。 でも、しげお君は明日から普通通りに学校へ行くと言ってくれました。「しげお君の1日」は、文字通り1日で終わりでした。 ●独断補足 しげお君の趣味は2つありました。1つは「バイク」で、レーサーになりたいとずっと思っていたのでした。しかし、2年生の5月に自動二輪免許所没収されてしまいました。没収したのは・・・学校でした。レーサーを諦めた理由の1つだったそうです。 もう1つの趣味は何だと思いますか?・・・読書だったのです。底辺高校の子どもで「趣味は読書」の子どもは希です。しげる君は、中学時代にぐれなかったら、進学高校に入学できたでしょう。ほとんど勉強しなくても、学習成績は優秀でした。 ◆班学級日誌をご覧下さい。
しげお君はクラス図書委員であり、図書委員会委員長だったのです。 委員は・・・もちろん子ども達の推薦・自薦です。 |
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・ 2.友達必死の叫び声 ![]() しげお君の退学問題で、やっと他人を考えることが本式に始まります。 この日、クラス全員がしげお君に手紙を書きました。 彼は友達と会うことを拒否したのでした。 この日、「クラス新聞」は休刊。 “しげる事件のニュース”は次の日の新聞に掲載されます。 |
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レベルの高い人から見れば“幼稚な事”でしょう。 しかし、子ども達の実践であり、毎年退学者が50人以上出ていた公立底辺高校の出来事なのです。人間がすべきことは、“今自分にできることを全力を出してする事”と、私は子ども達によく言います。どんなに些細なことでも、自分にできることをすればいいと思っています。「他人を非難する→自分は傍観者」の人はいないでしょうか。子ども達は、「教員非難をしていない」ことに注目いただければ幸いです。 ■1.やっと“友達とは何か”が出た
■2.やっと“退学を出したくない”が出た
■2.やっと“俺達の責任”が出た 子供を退学させるなら、学校なんかいらない ●独断補足 “我がクラスの・・・”“驚いた様子だった”とは → クラス新聞を他のクラスの子供たち・教職員が読んでいる事を意識しているからだろう。この頃はすでに、3年2組の学級新聞はかなりの噂になっていた。 |
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・ ![]() 3.退学を考える 人間社会はどうなるのでしょう。 いろいろなことがあったけど、私の周りは何も変わっていない。 一族で不幸があったけれど、これは仕方ないこと。 二人が遠くへ行ってしまったけれど、 二人が新しく来てくれた。 数日前、犬猫同居のカラオケ&ダンス屋さんに行った。 マスターは犬、ママは猫…係りが決まっている。 犬は15匹…全て猟犬、全て捨てられた犬。 猫は2匹…迷い猫、これも捨てられていた。 平本恭治…高校1年生から使っている「私の名前」。 この名前を使ってから、私のガチンコ度は急激低下。 私は、捨てられなかった。 極貧農の倅、酒乱の父、親の違う兄弟姉妹… でも、捨てられなかった…感謝。 俺の未来は 俺のもの 自分で努力して、自分の未来を創ること いろいろな環境は 人それぞれ だから 他人を一面だけ見て判断したくない だから 自分のいろいろな面を相手にぶつける。 誰にだって 優しさ、厳しさ、辛さ… 生きていれば 何だって心にある。 俺は、ガチンコたちを相手にすると決めた。 あいつらだって必死で生きているから、 俺も負けないで必死に生きてやろうじゃねえか… ガチンコたちの心は…泣いている 自分を素直に出すことを、どこかで止めてしまった。 珍走団…暴走族を馬鹿にしても、彼らは何も変わらない。 親に捨てられた子どもたちは、親を探しているんだ。 インターネットで何が出来るか分らない でも、もしかして、泣いている人が 俺を相手にしてくれるかもしれない。 だから、出来ることを模索しながら続けよう。
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退学を肯定する人は多いと思います。 しかし、私の教員生活では、 ・子どもと話し合いをしない教員 ・上辺だけ子どもの味方 →(子どもには愛想が良く、子供がいない場所では“レベルが低い”と言う人) ・子どもを「自分の著作」「自分の学校外での趣味」に使う人 → (「教師」の名称を利用する人) が、退学賛成論者でした。 1つの組織を守るためには、組織の決まりを破る子どもを退学させるのは当然かもしれません。しかし、その決まりは、誰が、何のために決めたのでしょうか。日本の憲法では、犯罪者は全て国外追放処分なのでしょうか。その犯罪者を受け入れてくれる国がなかったら・・・地球外へ追放するのでしょうか。 しかも、学校の対象は子どもです。 学校に来た子どもを指導できないとしたら、一体学校とは何なのでしょうか。心に悩みのない子・家庭に問題のない子・家庭に経済的困難のない子・能力的に問題のない子・教員の言いつけを素直に守る子・・・こんな子ども達だけが、学校の対象なのでしょうか。 それから、「学問に自信があり、自分は子供より優れている」と考える教員さんに、結構会いました。そんなに学問に自信があるなら、なぜ高校の教員なんかしてるのでしょう。一流大学の教授・研究者になってノーベル賞でも狙えばいいのに。 このような教員さんは、自分の考えに反対する子どもを嫌います。自信の固まりですから、自分が教えても理解できない子は「レベルが低い」のであり、気楽に「赤点」を付け、気楽に落第させます。自分が担任するクラスは、全て自分の思ったとおりに決まりを作ります。逆らう子どもはレベルが低い不良少年となります。例えば、子供たちが次のような決まりを作って、実行してしまったらどうなるでしょうか。うっかりすると、子供たちは「退学」かもしれません。自分が作った決まりを破ったのですから。
この新聞は、新学期の第2週・月曜日発行です。 金曜日の「班学級日誌」に子供たちの決めた事が書いてありました。A高校では月に1度「服装検査」なる前近代的なことが行われていました。「男子は襟カラーを着用すること」という変な校則がありました。教員には「ネクタイ着用のこと」という決まりはありませんでしたけど。「首がきつくていやだ」がほとんど男子の気持ちでした。こんなことをクラスの子どもたちが決めたら、「自分が主人公の教員」さんは、烈火のごとく怒るでしょう。 結末ですか? 私は「特活部長兼生徒指導部」が公務分掌でした・・・なぜか、18年間生徒指導部+生徒会担当だったのです。3年2組の子ども達は、すぐに生徒会に働きかけました。あっという間に全校生徒の「署名」が集まり、あっという間に「カラー着用は自由」と校則が変更になりました。「学問に自信があり、自分は子どもより優れている」と考える教員さんがクラス担任だったらどのような結果になるのでしょうか? しつこいようですが、これも子供たちが自分たちで実践したことであり、私からの指令ではありません。言い方がひどすぎると思いますが、“「落ちこぼれ」に教員が何気なく使っている言葉”のつもりで書いてみました。対象のレベルを勝手に決める恐ろしさ・・・私にもあります。
しげお君の話は10年ほど前の出来事でした。 日本社会は驚くほど変化しています。「10年前だからできたのであり、現在では集団の輪を求めるのは無理だ」・・・このようにいう人が、思いの外多いので驚いています。なぜかA高校のような底辺高校勤務の経験のない方なのですが…。 私はそうは思いません。人間に感情がある限り「友を求める気持ち」は変わらないと思います。人間は「同一種族」ですからこれから何年経っても、感情は消えないでしょう。なお、10年前に3年2組と同じ実践が日本には至る所であったのでしょうか?毎年退学者が多かった学校が、たった1年で退学者がほとんどいなくなった、こんな馬鹿な話があるわけないでしょう。 某大学教授曰く: “多くの教員が血のにじむような努力をしても、退学者は減らない。 あなたが一人転入しただけで、退学者がいなくなるなんてことはあり得ない” もっともな指摘でしょう。 でも、間違ってますよ、あなたは。 私は一人でなんかやっていません。 私には少なくとも42名の仲間がいたのです。そして、42名の仲間達は、「仲間の一人一人を考えること」を実践してくれたのです。あなたの指摘では「多くの教員仲間」が努力したようですね。私の場合は、子ども達たちが努力をしたのです。 教員一人がどんなに努力したって、人間一人の相手をすべてできるはずないじゃないですか。子供が所属する集団は、家庭・友達・クラス・部活・・・いろいろあります。教員一人であらゆる集団のリーダーができる・・・無理でしょう。 10年前より難しい・・・はその通りだと思います。今までに存在しなかった現象が、どんどん出現しますから。でもね、そんなことは昔から同じですよ…“10年一昔”って言うじゃないですか。 保護者が子供に料理をしてあげる・・・ そんなことしなくたって、スーパーに行けば、「肉じゃが」「サラダ」「カレーライス」「ハンバーグ」・・・何だって売ってます。家族揃って食事しなくたって、レンジでチーンで、いつでも食べられますね。ファミレスもいいですいね、後片づけしなくたっていいんですから。 友達がいなくたって、寂しくないでしょうね。 ゲームがありますから。でもね、ガングロちゃんは「集団」でいることを知っていますか。ガングロ・茶髪・ピアス・超ミニスカの子供たちは、個性に富んでいるのでしょうか。みんな集団で歩き、遊んでますよ。「友達を求める気持ち」は、過去・現在・未来・・・人間が存在する限り変わらないと思います。
あるHPで次のようなプロフィールを見ました。 “私は中学時代、いじめにあい、学校へはほとんど行きませんでした。高校はどこへも行かず。大検を2年で終了し、1年間予備校で大学受験勉強をし、現在は大学院に在籍しています。登校拒否でなんか悩むことないですよ” 彼は超一流(?)大学大学院で物理学を専攻しているそうです。学校なんかどうだっていいのになぜ大学に行くのかはここでは触れません。彼は「自分が働かないで、勉強すれば褒められる」、つまり、経済的に恵まれた家庭の子。自分以外の人も全て同じ、、、じゃないよ。 学校が人生を全て決める訳じゃないから、自主退学したっていいんだ。 確かにその通りでしょう。では、「学習能力に恵まれず、美的能力・運動能力に恵まれず、超内向的性格で、、、だったらどうなるのでしょう? さらに、家庭崩壊の子どもだったらどうしましょう。 17歳少年の残虐事件が続発しています。少年たちは「家庭崩壊・高校中途退学」なのはご存知でしょうか。暴力集団・暴走族・不良少年・チーマー・・・ほとんどが高校中退なのをご存知でしょうか? このような子どもにとって、学校の授業は特殊な教員に遭遇しなければ、単なる「忍耐力養成講座」でしょう。眠さをこらえる練習が毎日続くのです。このような子どもが、「学校はいやだから退学したい」と言ったら、どうするのでしょうか。底辺高校の子どもたちは、ほとんど授業を理解できません。しかし、ほとんどの子どもは「卒業したい」と言います。どうしてでしょうか?
その場合、あなたはどんな仕事をしていますか? 能力に恵まれてていれば、一流大学に入学し、一流会社に就職できるかもしれません。しかし、特別な才能に恵まれていなければ、食べることが人生の目的で終わる可能性が高いのではないでしょうか。現実は・・・高校中退者を待っているのはスーパーでの時給労働でしょうか?それとも、子ども達が希望する一流会社勤務でしょうか。職業は何だっていい・・・その通りです。では、自分が希望しない職業・職種しかなかったらどうすればいいのでしょう。生きていくために、仕方なく働き、人生を終わるのでしょうか。 子ども達が学校へ行かなくても、全く気にしない保護者さんもいます。すばらしい精神力に敬服します。ところで、あなたのお子さんは、どうやって生活をするのでしょう?個人が勝手に考えればいいことなのでしょうか?私には全く理解できないのです。子どもが特殊能力に恵まれていれば、問題ないと思いますが、特殊能力に恵まれていなかったら、子どもの人生はどうなるのでしょうか。 教員の場合なら、 自分が大学を出ており、自分の生活が安定していることを考えた上での是認でしょうか。中退後の子どもの就職、学習などの相談にしっかりアドバイスをするのでしょうか。私は臆病なのです。今の日本では、特別な才能に恵まれない子どもが中退したら、時給いくらの生活しかありません。いろいろな人生の過ごし方があるのは承知しています。私自身が貧農の倅ですから。私の場合、いろいろなことで恵まれていました。中退する子が、いろいろな面で恵まれた人生を送って欲しいと願うばかりです。 |
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![]() バイクガ好きなら暴走族なのか。 暴走族に入っている少年と話をしたことあるのか。 彼らの家庭を知っているのか。 彼らの涙を知っているのか、、、
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